荒唐無稽になったのは相当前に遡る【25/11/10】

日記の時間ですわよ~。

今日はですわね、ジグザグマの色違いが光りましたわね。

いいですわね、ジグザグマだなんて、何体いらっしゃっても構わないですからね~~


最近のAI論について、片頭痛でのた打ち回りながら書いたやつ。

最近AIがどうのってよく話題になりますよね。最近でもないか。

1〜2年前までは、主にSNSなどでしか話題にされておらず、しかも話題のされ方も「AIの生成する絵、変すぎw」みたいな、新しいおもちゃで遊ぶようなノリでした。
ですが、最近になってその話題のされ方も変わってきましたね。

これは私の考えのひとつなんですが、AIというものは技術の一つとして絶やしてはいけない技術であり、この先、人が進歩していく上で欠かせない存在になっていくと思います。
だからこそ、AIというものを完全に潰すのは違うと思うんですよ。

最近のAIの話題でいちばん重要なのは、「使用者の意識を変えること」だと私は思っていて。
たとえば「ナイフ」は、果物を切って食べやすくしたり、紐を切って長さを調整したりと便利に使える一方で、使い方を変えれば生き物を傷つけることもできるし、電線を切ればインフラだって止められます。

私の考えるAI論として、AIはあくまでツールに過ぎません。
ツールの使用方法を考え、使用用途に規則やルールを組み込むのは使用者の責任であり、その責任は使用者が負うべきです。

おそらくこの考えはさほど珍しくなく、すでにいろんな人がさまざまな場所で発信していると思います。
それでも、こうした考えを言い続けることに意味があると私は思うんです。

まず、今のAIで起こっている生成AIによるイラスト関連の問題など、多くのことに共通して言えるのは、AIツール(ChatGPTなど)が一般化してまだ2〜3年しか経っていないということです。
今はまだ、さまざまなものが整備され、使いやすくなっていく過渡期にあります。
その時期にAIというものを断罪して陳腐化させるのは、どうなのかなと思うんですよね。

イラストを描いている方からすれば、商売あがったりで、絵を投稿すればAIかどうかの疑いの目が常に向けられるし、言いがかりをつけられることもあるでしょう。
わざわざ「AIを使用していない」という証明をしなきゃいけなかったりして、大変なのもわかります。

しかし、これに関してはAI生成を使用していることを明記しなかったり、自分で描いたと嘘をついたりする人間に問題があるわけです。
解決策は簡単で、AI生成であることを明記すれば棲み分けや判断がしやすくなる。これがいちばんいい。

じゃあ、なんで明記しないのか。
嘘をつく人が出てくるのはなぜかというと、AI生成というだけで批判や誹謗中傷が飛んでくる環境があるからだと思います。

SNS、とくにX(旧Twitter)なんかはすごく極端で、周りの雰囲気にすぐ飲まれやすいコミュニティです。
そういった「AI生成を叩く」「誹謗中傷する」というムーブメントが起こると、意味もなくそれに乗っかる人間が多くいるのが原因でしょう。

もちろん、SNSをやっている人が全員そうではないし、大多数の人は違うと思います。
ですが、そういう人が少なくないのも事実です。

だからこそ、もっと棲み分けを進めて、AI生成をしている人も絵描きの人も、どちらも困らないような価値観を作って行きたいですよね。

生成AIに関する問題は、「AIであることを明記しない」「隠す」といったことだけではありません。
学習に使われたイラストや作品の権利、データの扱い方など、他にも多くの課題が存在しています。

今回伝えたかったのは、AIというだけで断罪するべきじゃないよ〜ってことと、
AIを排除するべきじゃないよ〜、
もっとAIを発展させて行けばいい未来もあるんじゃないかな〜


もちろん理由はこれだけじゃなくて色々あるわけですが、私が気になっていた部分っていうのはここなんですよねって話。

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