【ネタバレあり】Look Outsideを全実績まで遊んでの感想【26/5/7】

プレイ時間は69.9時間でした。

※本記事はLook Outsideの重大なネタバレが含まれます

プレイするに当たっての経緯

最初に、軽くプレイするに当たっての経緯を話そうかな。

Steamでゲームを探していた時に、『OMORI』『Undertale』みたいな雰囲気のゲームを探していたら、この作品を見つけて。
レビューに「日本語化MODがある」と書かれているのを見て、「これやりたいな~」と思っていたんですよね。

そんな中、たまたまYouTubeでゲーム実況を見ていたら、おすすめ欄に見覚えのあるゲームが出てきて。
それが『Look Outside』だった、という経緯があります。

ちょっと運命っぽいものを感じて、そのまま購入して遊び始めました。

ゲーム概要

どんなゲームかも一応書いておくか。これを見てる人は多分、どんなゲームかくらいは知ってるだろうけど。

アパートの中を探索するホラーRPGで、ゲーム開始時に「残り15日しかない」と告げられる。
その時間制限の中で、できる限りのことをして進めていく形式。

さらに、ゲーム名にもある通り「外を見る」と強制ゲームオーバーになってしまう。 わざと窓を調べて見るという選択肢を取った場合だけでなく、外の景色を認識してしまうだけでもアウトなので、意外な場面でゲームオーバーになることもある。

マルチエンディングで、選択肢によって進行が少し変わったりもする。

ゲーム全体の感想

急ですが、最初にゲーム全体の感想を書いてしまいます。

まず良いなと思った点。
実績の数が多いんだけど、その多さが「ただ増やしているだけ」じゃなくて、ちゃんと実績の数だけイベントが用意されている。

同じようなことを繰り返しているな、という感覚があまりなかったのが良かった。

よくある「○○を1000回やる」とか「○○を大量に集める」みたいな、時間だけかかって内容が単調な実績がないのもかなりポイントが高い。


次にセーブ機能について。

このゲームは難易度が3つあって、

  • Explorer Mode(優しめ。いつでもセーブ可能、アイテムも多め)
  • Survivor Mode(標準。自由にセーブ不可、アイテムは通常)
  • Cursed Mode(高難易度。専用イベントやボス追加あり)

から選べる。

ただ、標準のSurvivor Modeでは自由にセーブができない。
セーブは「寝た時」「初めてのエリアだったり敵との戦闘で得られる冒険値が溜まった時」にしか行えない仕様になっている。

これが少しストレスを感じる要因だった。

このゲーム、敵がかなり強くて回復リソースも限られているので、むやみに戦えない。
かといって逃げようとしても、主人公と同等かそれ以上のスピードで追ってきて、結局強制戦闘になることも多い。

さらに「逃げる」コマンドも体感80%くらいで失敗する。
攻撃を受けるだけならまだしも、回復リソースが限られている中で、蘇生手段はさらに少ない。

その状態で敵の攻撃が集中して、「逃げる」が2回連続で失敗でもしたら、運が悪いと普通に味方がやられることもある。

この辺りがまあまあストレスだったので、2周目以降は基本的にExplorer Modeでプレイしていた。


モンスタースプライト、そしてPixel Art全般のクオリティがとにかく高い。

ドット絵アニメーションは Francis Coulombe 氏が手がけており、TwitchYouTubeでゲーム制作やPixel Artの配信も定期的に行っているので、気になる人は覗いてみると面白いと思う。

モンスタースプライトが本当に良くて、「気持ち悪さ」の表現がかなり秀逸。
ただ不気味なだけじゃなく、質感までしっかり伝わってくるのが印象的だった。

アニメーションも丁寧に作られていて、HPが減ったりターンが経過したりするとスプライトに変化が入るなど、細かい演出も多い。
そのおかげで、戦闘そのものがPixel Artの作品集を見ているような感覚になっていて、敵と戦うこと自体が楽しい要素になっている

さらに、モンスターだけでなく背景やゲーム全体のビジュアルもかなり作り込まれている。
空間の雰囲気作りが上手く、探索しているだけでも視覚的に楽しめる。

他にも数えきれないほどのクオリティの高いPixel Artが詰め込まれているので、気になったなら実際に触れてみる価値は十分あると思う。

プレイ中の感想

ここからはプレイ中の感想を区間分けして書いていきます!

プレイ時間と実績の数とそれまでに取得した実績をピックアップして書いていきます。

初見クリアまで

初見プレイ時は、多少攻略を調べながら進めました。
その結果、「正しい供物を4人の天文学者に渡して来訪者と会話するエンド」と、「15日間ただ経過するエンド」の2種類(正確には3種類)を達成しました。

ゲームクリア時のパーティはこんな感じ。

主戦力はヘレンと獣(リー)だったんですが、ラスボス戦に限ってはなぜかサムとダンが主力に入れ替わる展開に。

理由としては、サムの「キャトルプロッド・スピア」の突き攻撃がラスボスの弱点だったこと、そしてダンの攻撃力がやけに高かったこと。
正直、ダンに関してはなぜあそこまで火力が出ていたのかよく分からないけど、通常攻撃が異様に強かった。

一方で獣は「バイティング」の効果で踏みつけ攻撃を繰り返しながら耐久。
ヘレンは攻撃を外しまくっていて、「一応いるな」くらいの存在感になっていた。

パーティ全体で見ると、初見で回復役であるダンを引けたのはかなり運が良かったと思う。
今振り返ると、メンバーの半分が部屋の訪問者枠のキャラで、獣(リー)も序盤加入枠ということもあって、いかにも初見らしい編成だったなと感じる。まあ初見だから当然なんだけど。

初見だとどうしても日数がギリギリになるので、取れるエンディングはかなり限られてしまった。
最初は「完璧な儀式-真実」を達成して、このあたりでしっかりと「実績の傾向」「エンディングの進め方」を調べながら攻略するようにした。

そして、初見時点でのプレイ時間と実績達成率はこんな感じ。
事前に色々調べて取れそうなものは回収していたので、初見としてはそこそこ進んでいる方だと思う。

ということで、2周目に入ります。

2周目&細々な実績

そして、Explorer Modeでも実績が獲得できることを知ったので、2周目からはExplorer Modeで開始することにした。

2周目にあたって、まだ仲間にしたことのないキャラクターを使いたいと思い、色々調べた結果、アーネスト、オーディー、ゴキブリ、そしてサムの4人で攻略することに。

加入タイミングを逃すと仲間にできなくなるキャラもいるため、事前に加入条件を調べて、それに沿って簡単なチャートも組んだ。

簡単に説明すると、アーネストは2日目の時点で1階に行き、イベントをクリアしないと二度と仲間にできないため最優先。
ゴキブリは、寝る前に食事をテーブルに放置する行動を繰り返すことで加入するので、「寝る前に食事を用意する」をルーティン化。
オーディーは、1階にある赤い自販機でアドバイスを購入し続けると品の補充を頼まれ、地上階にいるマットから鍵をもらうことで自宅に移動し、仲間になる。

パーティはこんな感じ。

オーディーは武器を持てず、自宅にいるときは自動販売機として機能することもあって、最初は「戦闘向きじゃないのでは?」と少し不安だった。
ただ、実際は「缶ショット」で酸状態を付与できるうえ、「チョバム・アーマー」によって射撃攻撃のダメージが上がるため、戦闘でもかなり有用なキャラだった。

アーネストは回復・バフ・デバフ解除に加えて全体攻撃まで持っているという、かなり万能な性能。
序盤で加入できるキャラとしては破格で、普通におすすめできる。

ゴキブリは、敵にゴキブリを付与しつつ、そのゴキブリの数に応じて火力を上げれるスキルが強力。
酸や炎上を付与できるスキルも多く、かなり頼もしい。ただしHPが低めなのが難点。

今回はエンディング「Promise(約束)」「Unity(合一)」を目指していたので、その条件についてもかなり調べながら進めていた。

初見のときは常に時間に追われている感覚だったけど、ある程度知識を入れてプレイするだけで、かなり余裕を持って進められるようになる。まあ当然といえば当然だけど。

「完璧な儀式-真実」エンディングとは物語の方向性がかなり変わっていて、しっかり差別化されているのが良かった。
大筋が同じで細部だけ違う、というタイプではなく、ちゃんと別の体験として楽しめる。

分岐が多いとは聞いていたけど、ここまで重要だとは思っていなかった。
アーネスト関連でもそうだったけど、会話の選択肢ひとつで取り返しのつかない展開になることも少なくない。

全実績を目指すなら、ある程度調べながら進めるのはかなり有効だと思う。

この時点でのプレイ時間は26時間。
ここから先は実績回収がかなり大変そうだと感じ始めて、Notionというクラウドメモアプリを使い、実績の取得状況や方法を管理するようにした。

こうして整理しておかないと、無駄に同じルートを何度も繰り返すことになりかねないため。

次は細かい実績の回収と、「Maskエンディング」「Final Trueエンディング」を目指して、さらに周回していく。

各エンディング取得細々とした実績

本作には、クリア時にスコアに応じてランクが付く要素がある。
詳しく書くと長くなるので割愛するが、ボス撃破やセーブ制限など、さまざまな条件でスコアが加算されていく仕組みになっている。

そして「Ⅹランクでクリアする」という実績が存在するため、YouTubeに上がっていたⅩランク挑戦動画を参考に、ほぼそのまま再現してプレイしてみた。
ただ、自分がプレイしているバージョンではスコア計算に変更が入っていたらしく、同じ手順ではうまくいかず、結果はSSランク止まり。

さらに「カースドモードですべての正しい供物を渡す」という実績もあるので、最終的にはそれとⅩランクを同時に狙いたいところ。
とはいえ締めとしてやりたいので、ひとまず今は別エンディングの回収を優先することにした。

Maskエンドは、本来渡す供物とは別に、隠しエリアで入手できる供物を各天文学者に渡すことで分岐するエンディング。
最終的に屋上でマスクとの戦闘になる。

このルートは、本筋とはまったく異なるエリアを探索することになり、未知の場所を目指して進む感覚が強くて飽きずにプレイできた。

正直、最初は「既存エリアのちょっとした隠し通路(壁抜けとか)くらいだろう」と思っていたけど、実際は想像していなかった場所から、まったく別のエリアへと移動する展開でかなり驚かされた。

こういう、プレイヤーを飽きさせない構成というか、コンテンツ量と勢いで押し切るような作りの巧さは素直にすごいと感じる。

このゲームでは、自室のテレビからミニゲームを遊ぶことができる。
その中のひとつに「Massacre Princess Catholicon」というゲームがあり、これをクリアすると「Meteor Strike」というスキルを習得できる。

他にもゲームカセットは20種類存在し、それぞれクリア時に特殊スキルを獲得可能。
見つけたらプレイしてみる価値はある。

また、時間をあえて消費したい場面では、ミニゲームで時間を進めるという使い方もできるので、プレイングの一つとして覚えておくと便利。

少し話が逸れたけど、この「Meteor Strike」を使った特殊エンドも存在する。

すべて正しい供物を渡した状態で来訪者との会話に入り、「戦う」を選択。
一定ダメージを与えると、本来STM消費999のMeteor StrikeがSTM1に変化し、それを使用することで到達できるエンディングとなっている。

このエンドもかなりユーモラスで、ゲーム内の“おまけ要素”だったミニゲームが、しっかり本編の分岐に絡んでくるのが新鮮で面白かった。

現時点でのプレイ時間は45時間
残り実績は18個と、いよいよ後半戦に入ってきた。

ここからは、XIN-AMON撃破エンディングとカースドモードでのⅩランク達成を目標に、残りの実績もまとめて回収していく予定。

残りのエンディング取得&カースドモードクリア

残りのエンディング回収を進めていきます。

XIN-AMONエンディングは、最初から調べながら進めていれば初見時にも回収できたタイプのものだった。

というか、セーブデータが残っていたので、初見プレイ時のデータを使ってエンディングだけ回収できたのはかなり楽だった。

『Look Outside』を通して、一番面倒だった実績はおそらくこれ。
「すべてのゲームカートリッジを集める」というものなんだけど、全20個のカートリッジを1周のプレイで集める必要がある。

しかも序盤で取り逃がすと二度と入手できないものもあり、かなりシビア。

Steam上の表記が「10/20」のようになっていたので、最初は累計でカウントされるものだと思ってしまい、「1データで全部集める必要がある」と気づくまでに無駄に4時間ほど使ってしまったのが、かなり面倒だったポイント。


そして次。

カースドモードをクリアしてⅩランクを取り、そのまま全実績達成のつもりだったんだけど。

カースドモードクリア時に取得したランクが、「ⅩⅩランク」
おそらくⅩⅩランクを取ると、Ⅹランク取得の実績はカウントされないらしく、完全に想定外で横転。

とはいえ、やること自体は単純で、カースドモードをサバイバーモードに変えて、ほぼ同じ手順をなぞるだけ。

なんだけど、もう一周やるのは普通にめんどくさい。

面倒ではあったが、なんとかやり切って終了。

まとめ

ということで、全実績達成できました。相当大変だった……。

プレイ時間はほぼ70時間
普通にフルプライスの大型ゲームを遊び切れるくらいのボリュームだった。

そして一番感じたのは、このゲームは全実績までやり込む前提で楽しむタイプではない、ということ。

初見で1周遊んでみて、気になったら2周目を触ったり、カースドモードに挑戦したり、気になる要素だけをつまみ食いするくらいの遊び方が、一番ちょうどいいと思う。

とはいえ、全実績まで遊んだからこそ、このゲームの隅々まで触れられたという実感もある。
そういう意味では、かなり満足感のある全実績だった。


一方で、やはりセーブ周りの仕様は少し気になった。

このゲームはセーブできるタイミングがかなり限られているのに、蘇生・回復リソースも少なく、敵から逃げづらい。
しかも敵自体もしっかり強いので、「逃げる」に失敗した結果、そのまま誰かが瀕死になる、みたいなことも普通に起こる。

もし自由にセーブできる仕様なら、こまめに保存することである程度カバーできるんだけど、初見でサバイバーモードを選ぶと「どこでセーブしておくべきか」も分からない。

結果として、下手をすると数十分巻き戻って、イベントをいろいろやり直すことになる。
この辺りは、少しテンションが下がるポイントだった。


逆に良かった点としては、ゲーム全体を通してキャラクター同士の会話イベントがかなり細かく作られていること。
そして、やはりPixel Artの量とアニメーションの豊富さが本当に素晴らしい。

敵、背景、演出、どれを取っても作り込みがかなり濃く、探索しているだけでも楽しかった。

惜しい点を挙げるなら、キャラクター同士の掛け合いをしっかり楽しもうとすると、どうしても英語を読む必要があるところ。

……なんですが、このゲームには有志制作の日本語化MODが存在するので、英語が下手でも安心して遊べます!!


なかなか長い感想になってしまいましたが、この辺で終わりです。

『Look Outside』、かなり面白いゲームだったので、まだ遊んでいない人はぜひ触ってみてください。
すでにプレイ済みの人も、周りの人におすすめしてみる価値はあると思います。

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